私が2004年に購入した期待の愛馬アドリアシチーが未勝利戦勝ち上がり直前に無念の競争能力喪失になったのが、2006年6月29日。
そこから、次に代替馬としていただいたのが、同じ金額で募集されていたマドリードシチーでした。いただいた当時2歳で、すぐにデビューしたことから、本当に間が途切れずにいい思いをしたのを覚えています。
しかし、そのマドリードシチーは能力不足もさることながら、最後はろくに仕上げられずに、大敗を繰り返し、2007年6月7日に引退しました。
マドリードシチーの代替馬として送られてきたのは、アクトレスシチーでしたが、私は当時タニノギムレット産駒のウオッカが活躍していることもあり、タニノギムレット産駒のギムレットシチーが欲しかったので(当時マドリードシチーの代替馬は募集馬として売れ残っていたアクトレスシチーとギムレットシチーの2種類に振り分けられていた)、クラブに無理を言ってギムレットシチーに変更していただきました。
そのギムレットシチーも3着2回とそれなりの能力は見せるものの、ついに勝ち上がることは出来ずに、2008年11月4日に引退となりました。
ギムレットシチーの代替として11月8日に送られて来たのがこのアルアインシチーで、初代のアドリアシチーから数えてこれで4代目ということになります。
しかし、今回いつもと大きく違うことは、アルアインシチーは代替専用馬ということです。
募集馬であれば、当然お金を出資して購入した会員さんがいるわけで、友駿ホースクラブの制度として、出資愛馬が未勝利で引退した場合は代替馬がいただけますので、出資者だけではなく、他の所持者も代替馬の恩恵を受けることができます。しかし、代替専用馬は基本的に、一度は代替馬を貰った人たちばかりで、クラブとしては、契約時の責任は果たしていますので、通常それ以上の代替馬はいただけません。
ということで、アドリアシチーから4代目、すでに29戦楽しんで来た、1口25200円の権利ですが、このアルアインの引退とともに、終わってしまいます。
ただ、29戦も楽しめましたし、私としては十分堪能しました。今回のアルアインシチーは血統的にも環境的にも、ほとんど期待できませんが、最後の最後まで応援していきたいと思います。
アルアインシチーは、はっきりと言いまして、地方競馬でももう少しましな血統の馬が走っているよというくらい地味で、血統重視の私からすれば、勝てる見込みのない魅力のない馬です。では、アルアインシチーを詳細に分析していきましょう。
父 ダージー アーニングIDX 0.39 評価 E
母 アレンジシチー 不出走 評価 D
母父 アレアズマ 評価 E
兄 シェブロンシチー 未勝利 評価 E
生産牧場 幾千世牧場 評価 E
調教師 谷原義明 評価 D
馬体 評価 B−
総合評価 0.81 評価 E
父ダージーは今年の2歳馬が初産駒になりますが、2008年11月17日現在、アーニングIDXは0.39と全く産駒が走っておらず、1頭しか勝ち上がっておりません。はっきり言って、かなり厳しい状態です。
母アレンジシチーは不出走でその能力はわかりませんが、その父は地方の種牡馬アレアズマで、血統的には最悪です。また、産駒のシェブロンシチーは7走して一度も出走奨励金すら貰えず(ということは、全て9着以下!!)、良くこの血統を中央で走らせるなぁ、とシチー魂に感心しています。
母父のアレアズマは地方の種牡馬で、中央ではとてもとても・・・。
兄のシェブロンシチーは中央で7戦して最高が9着と全く歯が立ちませんでした(涙)。
生産牧場の幾千世牧場は、エスポワールシチーというモンスターを世に送りだすも、それだけで、全体的には無名でほとんど成績を残せていない牧場という評価になります。
預託厩舎の谷原義明調教師は、自分の言う通りに騎乗しない後藤浩輝騎手に暴力を奮ったなど、違う意味では有名ですが、本業では毎年10勝行くか行かないか程度の成績で、リーディングの下位の方を低迷しています。
馬体はなかなか良く見えます。皮膚が薄く、内臓の状態は良さそうです。背中の感じも私好み。繋ぎの角度も良く、芝向きの感じがします。ただ、首が細く、力強さに欠ける気がします。また、もう少し筋肉が欲しいところです。
というわけで、総合的に見て、常識的には、中央では兄同様、掲示板すらも厳しいと思われます。しかし、愛馬ディヴァインシチーも購入時はそういう評価でしたが、簡単に2勝し、現在は屈腱炎の為療養中ですが、順調なら、3勝目は確実でした。
ですから、期待は出来ないものの、競馬は走ってみないとわかりませんので、デビュー前の追い切りとデビュー戦に期待します。
本日(11月18日)、クラブHPにてアルアインシチーの近況が初めて更新されました。その内容は、以下のとおりです。
美浦トレセンに入厩しました。谷原師は「まだ動きは今ひとつのようですが、牧場で入念に乗りこんでおり順調にきています。やや脚元に弱さがあるようですが、慎重に進めていく予定です。」と話しています。
というわけで、いきなり入厩情報で、正直びっくりしました。まだ馬名登録をされていませんので、なかなか他からの情報が掴みにくいのですが、とにかく美浦トレセンに入厩したようです。
私は本年9月16日に引退した愛馬グレイスシチーの代替馬が来年デビューの1歳馬だったことから、なんとなく、この11月4日に引退したギムレットシチーの代替馬も1歳馬のような気がしていましたが、2歳馬だったんですね。これは、非常に嬉しい誤算です。
1歳馬だと思っていましたので、ろくにHPの特集も作成せずに、ほったらかしにしていました。2歳馬で、しかも11月にして入厩とは!!シチー軍団にしては早い方で嬉しいです。
しっかし、これだけ血統や預託厩舎が悪いのに、脚元に弱さがあるとは!?ぐふっ。
これ以降は、おそらく、馬名登録、追い切り、ゲート試験と進んで行くでしょうが、なにか情報が入りましたら、更新していきます。
期待こそしていませんが、縁あって愛馬になった馬ですから、しっかりと追いかけて行きたいと思います。しかし、私の有力愛馬と出走が勝ちあえば、若干、軽視させていただきます(笑)。
2008年11月25日、愛馬アルアインシチーが馬名登録されました。これにより、入厩、放牧や追い切りの詳細な情報を素早く入手することができます。
まずはゲート試験を目標に乗り込んでいかれると思いますが、また何か情報が入りましたら、更新いたします。
アルアインシチーの一番最初のクラブHPの近況は、上記掲載の11月18日の入厩情報でしたが、それ以降、毎週のように”やや脚部不安”の情報です。
以下はクラブHPのアルアインシチーの近況です。
11月26日
美浦トレセンで軽めに調整されています。谷原師は「現在はゲート練習を主におこなっています。やや脚元に弱さがあるようなので、プールでの調整も並行していきたいと考えています。」と話しています。
12月3日
美浦トレセンで軽めに乗りこまれ、ゲート練習も併用し調整されています。脚元に弱さがあるようなので、引き続きプール調教をおこないながら慎重に進めていく予定です。気性の悪さなどは無いようです。
12月10日
美浦トレセンでゲート練習を主におこなっています。谷原師は「落ち着きもでて現在はゲート練習を入念におこなっています。まだ少しぎこちないところはありますが、あまり心配はいらないでしょう。今月中にゲート試験を受ける予定です。」と話しています。
12月17日
美浦トレセン内のプールで調整されています。谷原師は「やや脚元に不安があるので、現在はプールで調整しています。ゲート練習も並行して進めています。」と話しています。
毎週のようにダメコメントがッ!!
というわけで、事項に書きますように、プールと坂路の軽めのみの調整となっています。
1月7日のクラブHP近況において、アルアインシチーが先週、ゲート試験に合格していたことが報告されました。
ゲート試験さえ合格すれば、あとは乗り込んで行くだけです。来週辺りにでも、出走するのではないでしょうか。
11月22日 美浦プール
11月23日 美浦プール
11月26日 美浦プール
12月20日 美浦プール
12月21日 美浦南坂路
4F 61.0
3F 44.8
2F 29.7
1F 15.1
12月28日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
2回
助手
4F 62.2
3F 45.2
2F 29.3
1F 14.2
1月1日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
2回
助手
4F 58.4
3F 42.3
2F 27.9
1F 14.1
1月5日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
2回
助手
4F 58.0
3F 41.7
2F 27.8
1F 14.1
1月8日 美浦南坂路 良馬場 強め
2回
助手
4F 52.5
3F 38.3
2F 25.5
1F 12.9
1月14日 美浦南坂路 良馬場 末強め
2回
助手
4F 55.2
3F 40.5
2F 26.3
1F 12.7
1月18日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
2回
助手
4F 59.1
3F 42.9
2F 28.9
1F 14.6
1月21日 美浦南坂路 良馬場 一杯
2回
助手
4F 52.2
3F 38.1
2F 25.4
1F 12.8
ミスニューヨーク(3歳未勝利・前走9着)一杯に0.2秒先着
12月17日、ここまでは、坂路の軽め登坂と、プール調整に終始しています。このパターンは、前脚を骨折したり、屈腱炎を発症したりした馬と同じパターンで、2歳馬では考えにくい調整です。ですから、アルアインシチーの前脚はかなり不安があると思っていいのではないでしょうか。
どおりで、通常は代替専用馬には、お約束のコメント”本馬が未勝利で引退しましても、代替補償は打ち切らせていただきます”的なコメントがなかったわけだ。これでは維持費ばかりがかさんで文句が出るゾ。
ちなみに本日12月17日は坂路に上って、64.6−48.2−32.7−16.9と追い切り時計にはカウントされないものの、17−17程度の時計は出しています。さて、そろそろ一杯に追いますか?この後、前脚に負担のかかるウッドチップやポリトラックに入れなければ、相当重症でしょう。
12月21日、初めて坂路で時計を計時しました。15−15ですね。さてここからです。
12月28日、坂路で2本。15−15でしょうね。やはり坂路ばかりで乗られていることを考えても、前脚は相当不安があるようです。
1月1日、14−14まで速度を上げられました。さて、問題はここからです。ここから、どこまで時計を縮められるのか、楽しみです。
1月5日、1日と同じく2本登坂して、2本目は14−14で追い切られました。かなりピッチが上がってきました。今月中にデビューできそうです。
1月8日、初めて強く追われました。美浦の坂路とはいえ、52秒5−12秒9は、まあまあではないでしょうか。勝ち負けとは言いませんが、思った以上には楽しめるかも知れません。
まだ、貰った代替馬で勝ったことのない私ほっさんですが、「あっ」と言わせて欲しいですね。
1月14日、末を強めに追われました。全体的な時計は前回よりも要していますが、終いは少し伸びました。いろいろなパターンで調教をつけられており、いいのではないでしょうか。
1月18日、さらに坂路で15−15を乗られました。栗東に比べて美浦の坂路は負荷が軽いですが、なかなか丹念に追われています。順調なのが、なによりですね。
1月21日、出走に向け、一杯に追われました。たいした相手ではないとはいえ、既走馬相手にガチンコ勝負で先着したのは嬉しいですね。この分なら、来週にはデビューするのではないでしょうか。
今回、アルアインシチーは、クラブHPの出走予定にも、水曜日の出馬想定表にも載せずに、出走にいたりました。これは、水曜日の追い切りがまあまあだったことによることと、出走枠が空いていたことによるものでしょうが、どうも、勝ちに行こうという姿勢が見られません。
馬名 | 騎手 | 追い切り | ||
---|---|---|---|---|
アラマサセンター | 松岡正海 | |||
アルアインシチー | 鷹野宏史 | |||
オリエンタルロニー | 草野太郎 | |||
キングデザート | 横山義行 | |||
グラススイート | 大野拓弥 | |||
クリスパワー | 江田照男 | |||
ジェフロイ | 武士沢友治 | |||
シンワノジョケツ | 三浦皇成 | |||
ダークシャナオー | 蛯名正義 | |||
チェリーグリーン | 大庭和弥 | |||
トウカイトルネード | 伊藤工真 | |||
トーアディル | 五十嵐雄祐 | |||
トーセンストロング | 吉田豊 | |||
トーセンディケム | 内田博幸 | |||
ハナノシルキー | 柴山雄一 | |||
メジロハイヌーン | 高山太郎 |
向正面2コーナー奥の芝の地点からのスタート。芝コースから発馬の上、緩やかながら下り坂を駆け下りて3コーナーに飛び込むため、テンから加速がつきやすい。
芝の部分を長く通れるため、外枠の方が有利と言われている。確かに実際に7〜8枠の成績は良いのだが、この要因はスタート地点だけの問題ではない。砂を被ったり、揉まれたりしないで先行できる点にもある。内枠の馬でもテンのダッシュ力が速く、すんなりハナを奪うことができれば、そのまま押し切れる。逆に内枠で先行できずに中団以降に置かれると、外から他馬に被せられて苦しくなる。
ゴール前に急坂はあるものの、基本的には逃げ・先行馬が有利。3〜4コーナーを回り直線入り口で逃げ馬が後続馬を大きく突き放してしまうことも珍しくない。
有利な枠順 外枠 有利な脚質 逃げ〜先行 ポイント テンのダッシュ力、枠順 種牡馬ベスト サクラバクシンオー、アフリート、アジュディケーティング 連対騎手ベスト ペリエ、横山典弘、武豊、柴田善臣、藤田伸二 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 2歳新馬 1分13秒7 1分13秒6 1分13秒0 1分12秒6 2歳未勝利 1分13秒6 1分13秒3 1分12秒5 1分13秒0 2歳500万 1分12秒2 1分12秒4 1分12秒4 3歳新馬 1分13秒9 1分13秒2 1分13秒2 1分12秒9 3歳未出走 1分13秒5 1分12秒8 1分13秒3 1分12秒9 3歳未勝利 1分13秒5 1分13秒1 1分12秒7 1分12秒8 3歳500万 1分12秒5 1分12秒2 1分11秒8 1分12秒2 古馬500万 1分12秒4 1分12秒2 1分12秒0 1分12秒1 古馬1000万 1分11秒8 1分11秒4 1分11秒1 1分11秒1 古馬1600万 1分10秒9 1分11秒0 1分10秒7 1分10秒0 古馬オープン 1分10秒6 1分10秒0 1分09秒1
地方の高知競馬から中央の厳しい騎手試験に合格した鷹野宏史騎手だが、中央では昨年158回騎乗して、僅かに勝ち鞍が”2”と、騎乗馬に恵まれていないことを割り引いても、寂しい数字。今週も合計2鞍しか騎乗馬がいない。
勝率1.3パーセントは単純に100回騎乗して1回勝てる程度の数字。今回のアルアインシチーは、脚元も不安だし、そのため坂路調教しか施されていないし、動きが素晴らしいわけでもないし、血統的には地方でも見劣りするくらいだし、何をとっても、勝てるわけがない。
相手がどうのとか、そんなレベルではなく、アルアインがタイムオーバーしないか、興味はその辺り。あまり相手を見ていませんが、正直14着以降でしょう。
アルアインシチー
「ケイコの動きは悪くないが、まだ体に余裕余裕がある。大型馬なので、叩いた方がいいかも。」(谷原義明調教師・デイリー馬三郎)
「弱さがあるがいいモノを持っている。態勢は整ったので好レースを期待。」(谷原義明調教師・大阪スポーツ)
隣のトーアディルが大きく出遅れ(競馬ブックがいうところの3馬身不利)ます。アルアインシチーも出はもっさりですが、その後の二の脚が速く、アッという間に好位5番手の中につけます。
ハナはトーセンストロング(結局9着)、2番手はグラススイート(結局10着)、3番手はトーセンディケム(結局優勝)という隊列になります。
レースは速いペースで流れ、4コーナーでは、アルアインシチーは最内を距離ロスなく回ります。
直線は向いてすぐにアルアインシチーはグッと伸び、グングン前に迫りますが、前は完全に抜け出され、5着争いに加わります。最後の最後で脚の上がった人気薄のキングデザートを競り落とし、4着で入線!!掲示板を確保し、次走の優先出走権も手に入れました。いやいや、12番人気、単勝174.1倍ながらも見事な走りっぷりでした。
レースを中継で見ていた私は、最初はいい1につけていましたが、どうせいつもの友駿代替馬パターンで、直線を待たずして失速すると思って見ていましたから、思わぬ粘りに熱くなりました。
今回のアルアインシチーの走破時計1分14秒1重馬場は、中山ダート1200mの3歳新馬戦の過去10年間の平均勝ちタイムが1分13秒2重馬場ですから、残念ながら、そんなに良いとは言えません。
シチー軍団にありがちな、初戦はいいところまで行くのに、あとは尻つぼみで、未勝利のまま引退ということにもなりかねません。
しかし、アルアインは、まだひと追い足りない状態で、除外の権利獲りに出馬投票したものが、奇しくも当たってしまった仕上がり途上状態で出走しています。そして、496キロもある大型馬で、通常大型馬は初戦は不利で、叩いて2、3走目が走りごろと言われています。
そのようなことから、今回以上に次走は良化すると思われ、次走が試金石になると思われます。
次走、時計を1秒以上縮めたり、またまた掲示板に載ることができれば、牡馬ということもあり、未勝利ぐらいは勝ち上がってくれるでしょう。
アルアインシチー(4着)
「発馬後気合をつけたら、少し掛かってしまった。もう少しフワッと行かせたかったですね。直線で内にモタれましたが、立て直してからはいい伸び。もう少し距離があれば更に良さそう。」(鷹野宏史騎手・競馬ブック)
「跳びが大きい馬なので、もう少し長い距離の方がいいかも知れない。」(鷹野宏史騎手・デイリー馬三郎)
「直線で少しモタれましたが、立て直したらひと伸びしてくれました。仕掛けると掛かる感じがあるので、フワッと乗るには、もう少し距離があった方が良さそうですね。」(鷹野宏史騎手・ギャロップ)
アルアインシチー(4着)
「もうひと絞りできそうな馬体。しかし、意外とテンに素軽く、スッと好位に取りつく。直線も渋太く粘り込み、素質の高さを窺わせる。大型馬だけに、次走は叩いた上積みが見込めそう。」(競馬ブック)
ほっさんコメント
出たーッ!!素質の高さを窺わせる!!これは、とんでもない儲けものか!!
「まだ気性的に子供で、道中はフラフラしていた。それでも終わってみれば差のない競馬になっており、能力の片りんは感じさせた。」(ギャロップ)
時計の評価でも書きましたが、今回の出走は権利獲りを失敗しての予定より1週早い出走で、追い不足で、かつ大型馬の1走目で不利な条件が重なっていました。
それでこれだけ走るのですから(時計は遅いですが・・・)、次走の内容によっては、未勝利クラスは脱出できるかも知れません。
正直、走るまでは、全く期待もしていませんし、まさか掲示板に載るとは思ってもみませんでしたが、今日この結果を見ると、前走交流戦で2着だったボーニータシチー同様、期待したくなります。なんとか、この2頭は未勝利を勝ち上がって欲しいと思います。
とにかく、次走。今回は走破時計からも、相手に恵まれた感は否めません。次走は優先出走権を獲得したことから、調整もしやすく、万全の状態で出走できることから、次走が真の姿でしょう。そのときにどのような走りをしてくれるのか。次走でこの馬の将来が見えてくると思います。一気に勝つようなら将来は相当明るいでしょう。
終わってみれば、勝った馬はセレクトセールで8200万円で取引された高額馬なんですよね。
馬の金額だけで言えば、人気どおりの12着あたりでしょうが、このわけのわからない血統の馬が新馬戦で4着に好走するのですから、競馬はわかりません。
超良血馬フォゲッタブルでも5着だったわけですから(相手が全然違いますが・・・笑)、この4着は評価して良いでしょう。
私は戦前、このアルアインシチーを悪く書きましたが、12番人気という人気が示すように、レース前は世間も同じ評価だったと思います。それでも、応援の単勝馬券はちゃんと買っていますよ。100円かける2枚。勝っていたら、即換金したでしょうが(笑)。
私はいつも述べていますように、友駿ホースクラブの代替馬で勝ったことがありません。それほどいただく代替馬は血統的にも地味で、全く走らず、見せ場もないまま引退する馬が多かったです。
しかし、先日交流戦で2着だったボニータシチーと共に、いつもよりレベルの高い?代替馬構成になっているような気がします。夢の?代替馬初勝利が、夢じゃなくなるかも知れません。
今回は、期待の愛馬エスポワールシチーの重賞出走と、期待の愛馬クリンゲルベルガーの関西初参戦で、期待もしていなかったこの馬の特集はかなり手薄になってしまいましたが、次走は激アツです。
初戦これだけ好走した大型馬の叩き2走目は嫌でも注目です。しかも、牝馬の代替なのに、牡馬ということで、代替馬の中でも勝ち上がって欲しい1頭です。
次走は優先出走権があり、騎手もいい騎手に依頼が出来ます。谷原義明師の勝負騎手吉田豊騎手か、それとも内田博幸騎手か。いずれにしても、以前殴った後藤浩輝騎手でないことは確かだ(笑)。
よほどの愛馬の出走と重ならない限りは、全力投球で特集を組みたいと思います。ではまたそのときまで。
頑張れアルアインシチー!!